感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん君
1
こいは『慶賀辞典』ばい。川原慶賀のことなら何んでんわかる。カメラの無い時代に慶賀さんが描いた絵はホント貴重よ。シーボルトは慶賀さんがいたから日本研究が出来たとやろうし、慶賀さんも彼との出会いがあったからこそ存在を知られたとやっけんねぇ。牢屋に入れられもしたが二人の出会いは幸運ではなかったろうか。現物の絵をじっくい観たか~。ねじめ正一著『シーボルトの眼・・・』からたどり着いた図書館本。2020/07/04
dumpty
1
職人としての川原慶賀の仕事ぶりがよくわかります。2010/11/07
とりもり
0
間宮林蔵からシーボルトの流れで読了。シーボルトの日本観察において慶賀が果たした役割が良く分かるだけでなく、一人の絵師としての慶賀の作品にもきちんと光を当てており、著者の丁寧な仕事ぶりが光る一冊。でも、ちょっとテーマがマニアック過ぎかな。★★★☆☆2012/08/28