感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
6
井上清説の分かりやすい解説で、近代以前の冊封関係では尖閣は中国の領海として慣習的に確認されていたが、明治政府が領有してからお互いすっかり忘却し、石油産出の可能性発覚からお互い燃え上がり、いまだに国際問題の火種になった、という整理。日中両方のナショナリズムを諌めているが井上説には批判もあるらしく、いまいち心許なく見えるのは日本人だから、というバイアスなんだろうか。しかしこういう立場の書籍は今はあまりないのでひとつの見方としてかなり勉強になった。あと、八年前にも上陸云々でそういえば一悶着あったのねと2012/11/07
h-mina
0
微妙。2010/11/12
chanbara00018
0
最近HOTな話題ということもあり一読。かなり中国よりな記述。しかしこうゆう見方もあるんでしょう。多様な意見を自分の内に取り込んでおくのは良いことだと思うし。2010/10/30