私が出会った日本兵―ある中国人留学生の交遊録

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784931490178
  • NDC分類 926
  • Cコード C0031

内容説明

本書は、中国人の、しかも軍隊に所属していたことがある一人の留学生が、かつて中国を侵略した老人たちから話を聞く。彼の目を通して語られるエピソードの数々は、私たち日本人にとっても新鮮で、興味深いものだ。

目次

人肉で作った餃子
最後の敬礼
山西に残した夢
父親は八路軍だって?
重慶爆撃
「匪賊」馬占山
日本の情報戦術
何も知らない少女
ピアスをつけた若者たち
一枚の山水画〔ほか〕

著者等紹介

関直美[セキナオミ]
1990年東洋女子短期大学英語英文学科を卒業。生命保険会社で働くかたわら、’93年に放送大学教養学部3年次へ編入学、途中1年間の休学はをはさみ、’97年3月に同校を卒業。’95年3月に退職し、中国西安市にある西北大学へ語学留学した。’96年2月に帰国。主な訳書に「中国人特派員が書いた日本」がある。好きな言葉は“人間万事塞翁が馬”“明日は明日の風が吹く”

方軍[ホウグン]
1954年、北京に生まれる。’70年に首都鋼鉄公司の工員となる。’73年に入隊し、軍隊時代に中国共産党に入党した。’80年より北京朝陽夜間大学で日本語を学びはじめる。’84年に卒業し、読売新聞北京支局で日本人記者の助手を務め、のちに日本大使館領事部で働くようになる。’90年に北京の新聞社の記者となり、’91年日本に留学。二つの大学で社会学と経済統計学を学んだ。’97年3月帰国、同年12月、処女作「我認識的鬼子兵」が刊行された。同書は’97年度の中国十大ベストラセーに選出、翌年には中国最高レベルの中国図書奨を受賞、’99年度に中国中央実験話劇院により上演され、北京映画製作所にて映画化も進められている。現在は北京盧溝橋にある中国人民抗日戦争紀念館で研究の傍ら、北京社会科学院中日関係研究センター副研究員も務める。中国作家協会会員
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