内容説明
舞台は、小規模の輸入家具代理店。出口の見えない大不況で、思うように売上があがらないと不安を募らせる経営者。それに加えてＩＴ時代の到来は、この会社の存在意義さえも危ぶみ始めていた。果たしてＩＴは中小企業にとって黒船なのか、繁栄をもたらす救世主となるのか。その答えが本書に隠されている…。
目次
第１章 サバイバル時代到来！―ＩＴ化しないと仕事がとれなくなる？
第２章 社長の決断―それでもＩＴ化に背を向けますか？
第３章 勝ち残りのために―本当に効率的なマーケティングを実行できるの？
第４章 インターネットの常時接続がもたらすもの―ネットワーク化で何が変わるの？
第５章 ＩＴ化でビジネスチャンスは拡がるか？―ホームページを持たない企業とは取引できない？
著者等紹介
松本孝利［マツモトタカトシ］
１９４１年、北海道生まれ。日本サンマイクロシステムズ株式会社、日本シスコシステムズ株式会社（現・シスコシステムズ）など、米国のＩＴ企業３社の日本法人を立ち上げ、今日の発展の基礎を築いた。２０００年４月、慶応義塾大学政策・メディア研究科の教授に就任し、起業家育成にも尽力している。２００１年４月よりＡＣＩ（アカデミーキャピタルインベストメンツ株式会社）代表取締役社長
夏緑［ナツミドリ］
京都大学大学院理学研究科博士課程修了
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