内容説明
「ナショナル ジオグラフィック」誌が誇る写真家たちが、人物写真の基本とプロのテクニックを分かりやすく解説する。
目次
構図
適切な機材を使う
ライティング
街頭での撮影
プロ写真家からのアドバイス ケアリー・ウォリンスキー―人間の精神を探究する
動きのある人物
ポートレート
プロ写真家からのアドバイス シシー・ブリンバーグ―物語の背景にあるもの
環境ポートレート
グループポートレート
家族をテーマにした写真
プロ写真家からのアドバイス リン・ジョンソン 人々の生き方を称える
フォトエッセー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
12
★★★人物写真には、ポートレートとスナップ（人が活動している様子を気軽に写す写真）があるが、写真を通して伝えたいことを効果的に表現する方法を考え、構図やテクニックを念頭において撮影する。人物写真の主題はその人物。あなたはその人物について何を語りたいのか？良い人物写真とは見るものに何かを感じさせるものだ。構図が完璧であっても、そこに人と人との関わりが見られなければ見る側の共感を得られない。人物写真は普遍的な人間の姿を捉えるべきだ。誰もがストーリーを持っている。写真家の仕事はそれを視覚的に再現すること。2017/07/29
gagayuta1990
3
写真には物語がある。 その人の背景や、どういう表情なのかで受けては言葉ではない画像からストーリーを読み取る。 3分割法は主題を引き立て、背景を見せる有効な手段。光がどこから入り影の向きや長さ強さがインパクトを変えていく。勉強と経験。何かを学ぶというのは、知識と経験の繰り返し。どちらかかけてしまってはいい写真は撮れない。2017/09/03
お茶
1
人物を撮る際の心構え。ポートレートの楽しさ。写真に残す喜び。第一線の写真家によるポートレートにまつわる技術的、精神的なアドバイスが分かりやすく記載されている。◎好みの写真もたくさんあった。◎兎に角カメラは実戦あるのみ。現場現場！という事が伝わってくる本。2023/07/10
ybhkr
1
フィルムカメラ。一眼レフだからデジタルでも応用がききそう。切り抜き用。2018/06/06
katar
1
良いノウハウ本。システマティックに解説してくれるし、図版もむやみにうるさくなくて良い。写真に限らず、絵画や動画にも応用できる技術である。2011/03/01
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