出版社内容情報
《内容》 ◆長年の診療経験をもとに、一病長寿で糖尿病の合併症の進行を防ぐには最適の指導書。
◆Q&Aやメモを各章ごとに入れ、わかりやすく解説。
◆読者対象は2型糖尿病患者さん、医療スタッフ。
内容説明
本書は、臨床医生活45年の中で、筆者が特に2型糖尿病診療と深く関わってきている30余年の実地診療を通して学んだ予防・治療・啓発活動における多くの体験を整理しながら、古稀を契機に開設した札幌糖尿病学習相談所を訪れる患者さん達が抱える生活上や診断・治療上の不安、不満や悩みを傾聴することによって教えられた食事・運動療法のあり方や受診時の意外な問題点を検証したものである。
目次
糖尿病とは
糖尿病には5つの顔がある
糖尿病という診断が決まるまで
糖尿病と検査
肥満と糖尿病
ストレスと糖尿病
糖尿病の予防と対応
糖尿病と日常生活
血糖コントロールと食事
血糖コントロールと運動
血糖コントロールと薬物療法
インスリン注射
低血糖の知識
血糖自己測定(SMBG)
高齢者の糖尿病
糖尿病による障害のいろいろ(合併症など)
糖尿病と他科との関わり
受信と自己管理
日本糖尿病療養指導士とは
(社)日本糖尿病協会とは
著者等紹介
斎藤登[サイトウノボル]
1929年札幌市生まれ。1955年東京慈恵会医科大学卒業。1956年東京慈恵会医科大学第1内科。1972年社会福祉法人帯広光南病院副院長。1975年開業(斎藤内科院長)。1999年札幌市職員共済組合健康管理センター副所長、医療法人西の星恵仁会病院顧問を経て、現在、札幌糖尿病学習相談所長、医療法人MOA札幌クリニック副院長。医学博士。全国臨床糖尿病医会理事。北海道国保審査委員、帯広市医師会会長、帯広体育連盟副会長、帯広大谷短期大学非常勤講師などを歴任。現在、社団法人日本糖尿病協会療養指導委員、札幌市生涯学習講師の会副会長、日本尊厳死協会北海道支部常任理事。紺綬褒章、日赤金色有功章、帯広市保健衛生功労賞、平成8年度北海道医師会医学研究奨励賞・北海道知事賞受賞
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