内容説明
ARB(アンジオテンシン2受容体ブロッカー)を専門とする先生方によるARBの有用性についてのわかりやすい解説。更に、各種ARBの比較と特徴について、また現在進行中の大規模臨床試験についてもまとめている。
目次
アンジオテンシン2タイプ1受容体の構造と機能
アンジオテンシン2タイプ2受容体の機能と臨床的意義
アンジオテンシン2と細胞内情報伝達系
アンジオテンシン2によるイオンチャネル制御
アンジオテンシン2とG蛋白質
ACE非依存性のアンジオテンシン2産出系
アンジオテンシン2と心肥大
アンジオテンシン2と酸化ストレス
アンジオテンシン2の交感神経活動に与える影響
アンジオテンシン2とインスリン抵抗性
アンジオテンシン2受容体ブロッカーの開発の経緯
アンジオテンシン2受容体ブロッカーの分類と特徴
アンジオテンシン2受容体ブロッカーの位置付け
ACE阻害薬とアンジオテンシン2受容体ブロッカーの臨床比較
心疾患とアンジオテンシン2受容体ブロッカー
腎疾患とアンジオテンシン2受容体ブロッカー:アンジオテンシン2受容体ブロッカーとQOL
第2世代アンジオテンシン2受容体ブロッカー―基礎データのまとめ