感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
4
ふと元春のChristmasTimeInBlueを思い出した。あんな人もこんな人もいい人もわるい人も、みんなにメリークリスマス。この物語にもいろんなヒトが登場する。知人でなければ「ひでえやつ」とか言っちゃいそうなヒトも多い。そんなひとたちが、なんだか「それでいいのかよ」ことも含めて、なにかが切りかわる一歩先に踏み出す。そのスイッチが「アルビレックス新潟のあるゲーム」という仕掛けはアルビサポにはたまらない。本間至恩の活躍を思い出し、去ってしまった渡辺新太を思い、ルーキーイヤーの野澤洋輔を思う。贅沢な一冊です2021/07/14
566
1
当方アルビサポではないが、他チームのいちサポーターであるので、このピッチ外の出来事には感情移入が容易にできる。生活の一部にチームがある。スタジアムに来たら年齢も性別も役職も何も関係ない。ただその試合に勝つことだけを考えてみんなで飛び跳ねる。早く声出し応援できるといいですね。本の中身はというと不倫の話が多い!笑 最後の実際のサポーターから届いたメッセージがよかったです。2022/05/01
りんご
0
新潟のビジネスホテルで表紙とタイトルに一目惚れした本。素晴らしい。Jリーグの良さを全く興味ない人に説明して下さいと言われたらこの本を勧めたいという本。ただ、短編集ゆえ話にもっと奥行きがあればなお良かったかなー2025/03/30
4545
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なんとも甘ったるい話が多いが、まぁ、新潟人=アルビサポなので良いか。2023/11/16
辻井凌|つじー
0
人々の人間模様にアルビレックスを絡めた短編が綴られている。他サポでも思わず入り込んでしまう物語もちらほら。最後の短編が2012年にコンサドーレをフルボッコにしたときの話でやるせない気持ちになりました。2022/03/12