出版社内容情報
《内容》 ▼ アメリカスポーツ医学会による，筋骨格系疾患，神経筋系疾患，悪性新生物・免疫系・血液性疾患者に対する運動処方のための臨床運動生理学書．
▼ 代表的な疾患および障害の疫学，病態生理学，理学的検査と診断，薬理学，臨床運動生理学，治療，運動処方とプログラミング，リスク管理，教育とカウンセリング，ケーススタディなどの共通したテーマで構成されている．
▼ 慢性疾患と障害を有する多くの人への，科学的根拠に基づいた安全かつ効果的な運動処方のための知識と技術の学習が可能となる．
▼ 保健師，看護師，理学療法士，健康運動指導士，健康運動実践指導者，スポーツプログラマー，トレーナー，フィットネスインストラクターなどの方々に．
《目次》
SECTION I 神経筋系疾患
CHAPTER 1 脳卒中
■疫学と病態生理学■脳卒中の機能予後■臨床運動生理学■理学的検査■エクササイズテストとスクリーニングクライテリア■運動処方とプログラミング■一般的なプログラムガイドライン■教育とカウンセリング■ケーススタディ■文 献
CHAPTER 2 脳性麻痺
■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■薬理学■理学的検査と診断■保存的療法と外科的介入ほか
CHAPTER 3 多発性硬化症
■疫 学■病態生理学■内科的および外科的治療■診断技術■臨床運動生理学ほか
CHAPTER 4 パーキンソン病
■疫 学■分 類■臨床症状■病理学■病 因 ■機能的な影響 ■臨床運動生理学■薬理学■理学的検査ほか
CHAPTER 5 脊髄損傷
■ はじめに■疫 学■病態生理学■臨床運動生理学■理学的検査■外科的治療■薬理学■診断の手順ほか
CHAPTER 6 ポリオ後症候群とGuillain-Barre症候群
■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■薬理学 ■理学的検査■内科的および外科的治療■診断技術ほか
CHAPTER 7 筋ジストロフィーとその他のミオパチー
■疫学と病態生理学■機能的結果■理学的検査■内科的および外科的治療■薬理学■診断技術ほか
CHAPTER 8 ニューロパシーと神経障害性疼痛
■病態生理学■分 類■臨床運動生理学■薬理学■既往歴と理学的検査■内科的および外科的治療ほか
CHAPTER 9 脳損傷
■疫学と病態生理学■診断技術 ■その他の診断技術■外傷性脳損傷後の機能■医学的後遺症ほか
SECTION II 筋骨格系疾患
CHAPTER 10 骨関節症，慢性関節リウマチおよび線維筋痛症候群
■ 疫学および病態生理学■臨床運動生理学■薬理学■理学的検査■内科的および外科的治療■診断技術ほか
CHAPTER 11 非特異性腰痛症患者の運動と活動
■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■薬理学 ■理学的検査■医学的治療■診断技術ほか
CHAPTER 12 骨粗鬆症
■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■薬理学■理学的検査■内科的および外科的治療■診断技術ほか
CHAPTER 13 脊椎疾患
■疫学と病態生理学■臨床像■診断技術■医学的および臨床的診断■腰痛症の予防ほか
CHAPTER 14 切 断
■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■薬理学 ■理学的検査■内科的および外科的治療■診断技術ほか
SECTION III 悪性新生物・免疫系・血液性疾患
CHAPTER 15 悪性新生物
■病態生理学と疫学■病因と危険因子■1次予防のガイドライン■一般的徴候と症状■スクリーニングと診断 ■段階づけ■癌による生活の質への影響■癌診断後の身体運動の利点■癌診断後の運動負荷テストにおける特別な予防措置と配慮 ■癌診断後の運動処方における特別な予防措置と配慮■癌診断後の運動の動機づけと習慣化ほか
CHAPTER 16 身体活動，食事と免疫機能
■運動免疫学と臨床運動生理学との関連性■免疫系の概要■免疫機能の評価・定量化法■エクササイズと免疫系■食事，エクササイズと免疫機能ほか
CHAPTER 17 エクササイズとHIV感染
■はじめに■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■薬理学■理学的検査■内科的および外科的治療ほか
CHAPTER 18 慢性疲労症候群
■疫学と病態生理学■診断技術 ■理学的検査■薬理学■内科的および外科的治療■臨床運動生理学ほか
CHAPTER 19 血液障害
●鉄欠乏：■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■診断技術■薬理学■食事の規定とカウンセリングほか
●鎌状赤血球貧血：■疫学と病態生理学■臨床運動生理学■薬理学■内科的治療■理学的検査ほか
付 録：ACSM登録運動生理実践指導士 知識，技術，能力／索 引／略語集
