感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakaji47
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市場経済を安全保障の見地から考察した貴重な本。市場優先の新自由主義がグローバルスタンダードとされている今日、市場の暴力から如何に国家を守るのかという点からアジア通貨危機とエネルギー問題の二点について検証している。行き過ぎた市場主義経済に対し反発が強まる中、グローバリゼーションを否定することなく、しかし時には断固として市場に介入する決断を、今この国の誰が成し得るのであろうか。また本書は2008年のものであるがエネルギーに関する東アジアの地政学的問題は基本的に変わっておらず、震災後の今でも充分考察に値する。2011/09/19
sidus
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アジア通貨危機とエネルギー危機を通して金融市場と資源の国家の適正管理を書いている。筆者の書くとおり、個人的な見解が目につくが、個人的にはマレーシアの対応が勉強になった。2009/11/29