内容説明
「セクシュアリル・オリエンテーション」という視点を中心にすえ、「何でもあり」をコンセプトに、現在、多様化の一途をたどっているセクシュアリティの深淵を垣間見るために、懇切丁寧に、時に主観的に、時に学問的に、時に教育的に書き連ねた斬新な「性」の入門書。
目次
第１章 いろいろなセクシュアリティ（セクシュアル・オリエンテーションとは何か；僕はどのようにしてゲイになったのか ほか）
第２章 セクシュアリティをめぐって（トランスジェンダーをめぐって；ジェンダーとセクシュアル・オリエンテーション ほか）
第３章 性教育（総論；同性愛、ＴＧ／ＴＳと性教育 ほか）
終章 全体の総括（あとがきにかえて）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
明智紫苑
6
編者の一人である関修氏は、自分を批判したキース・ヴィンセント氏に対して（この本の一部としての記事執筆ではなく）きちんと「法的措置」を行うべきだった。しかし、この本の中でのヴィンセント氏批判の章（並びに後書きでの浅田彰氏批判）のせいで、この本全体が関氏個人の私怨のために企画されてしまったかのように見える。それ以外は特に文句はない。2018/11/20
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