内容説明
長良川に生まれ、育ち川漁師となった大橋兄弟。川に生きるとは。長良川の盛衰が語られる。
目次
第1章 こだわりのサツキマス漁
第2章 先代漁師―祖父・おやじのこと
第3章 川が学校―僕んたァの幼少期
第4章 兄弟漁師誕生
第5章 豊漁の川―全盛期の漁
第6章 生命を託した川激変
第7章 長良川河口堰に揺れる
第8章 長良川今昔
第9章 漁師の生まれで幸せだった
第10章 長良川よ!
番外編 ジャポン―輪島塗を支えるネズミ猟
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尾張こまき
1
亮一さんの講演に行った直後なので脳内再生はバッチリ!とにかく昔の長良川の豊かさに驚きます。その宝の川で生まれ育って、川が死んでいくのを目の当たりにして、どれだけ辛いことだろう・・・そしてその責任は確実に自分にもあるんだと思うといてもたってもいられなくなります。後半、修さんの一人語りで鼻の奥がツンとしてきました。行政に対する怒り、失望、そして昨今の子供たちを取り巻く状況などを見てると豊かさって何だろう、我々は何を得て何を失ったんだろう、そんなことを考えました。良書!だけど校正ミス多すぎが惜しい。2013/10/04
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