内容説明
本書は、医療情報月刊誌『JAMIC JOURNAL』(株式会社日本医療情報センター)の「最新事例に学ぶ医療訴訟対策」に連載されたものを、今回、書籍化するにあたって加筆、再編集したものである。本書が、医師等医療者の注意を喚起し、医療事故防止の参考となり、さらには、不幸にして発生した医療事故の法務対策の一助となれば、望外の幸である。
目次
第1章 医療訴訟の動向と事故防止対策(著者インタビュー―医療訴訟増加からみえてくる問題と医療者に求められるリスク感性!;増加する医療訴訟!―その背景と特徴について;医療訴訟をめぐる最近の動向―長期化・多様化する医療訴訟 ほか)
第2章 医療訴訟対策の基礎知識(医事紛争、医療事故、医療過誤、医療訴訟;紛争の発展;紛争解決の手段 ほか)
第3章 医療訴訟事例(問診、診察、検査;説明義務、告知;治療、手術 ほか)
第4章 資料編(日本弁護士連合会報酬等基準;弁護士会一覧表)