内容説明
ヤポネシア・奄美。クロウサギと珊瑚礁の海だけが奄美ではない。沖縄とも一線を画す。その歴史、民俗、自然の深さと広さは、さながら独立国家の観を呈する。朝日新聞記者が歩いた心揺さぶるシマジマの記録。
目次
第1章 ノロとユタ
第2章 薩摩と琉球
第3章 島唄と新民謡
第4章 島尾敏雄と田中一村
第5章 自然と開発
第6章 ヤスとトク
第7章 紬とサトウキビ
第8章 浜降れと八月踊り
第9章 鶏飯と山羊汁
第10章 釣りと飲み方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふん
2
奄美旅行の前に読みはじめて、帰ってきてから読み終わりました。25年前の刊行ですが、今読むおもしろさがありました。唄者がたくさん紹介されていて、いろいろ聴きながら読むのは楽しい。メジャーデビュー前の元ちとせさんの写真も。奄美のお土産屋さんでもこの本が売られているのをよく見かけました。2023/07/24
Machida Hiroshi
2
先日読んだ蔵満逸司さんの本(奄美まるごと小百科)で紹介されていた本です。まさに、奄美の全体像をまるっととらえた本でしょう。でも、まだまだ奄美の魅力はこれだけじゃないのかもしれません。さらなる探究心をそそられる一冊でした。2014/06/07
snoringdog
1
奄美に行く前に文化を知るべし!と思い読んだうちの1冊。なかなかよかったです。2013/11/30
Junko Yamamoto
0
ネガティブなことも書かれているが奄美大島に行きたくなる。2021/01/27