出版社内容情報
「部落差別は江戸時代の身分差別が残った」ものでも「ケガレ意識」によるものでもない。被差別部落をめぐる俗説を徹底批判したロングセラー『被差別部落の真実』、名著『被差別部落像の構築』の著者が、マルクス、宇野弘蔵、そしてフーコーの権力論を導きとして、被差別部落(民)を非被差別部落との「ちがい」の言説を創造し、部落差別を再生産する部落問題研究のもつ「知の暴力」を明らかにする。また被差別部落をめぐるステロタイプな認識が、被差別部落民当事者を苦しめ、どのような現実をもたらしているかを考察する。
【目次】
目次
序章 「部落」の発明:研究目的にかえて
1章 部落問題研究をめぐる理論とその批判
2章 際立つ境界:部落差別の再生産
3章 軍都と被差別部落の形成と再構築
4章 「部落産業」論の本質主義批判
5章 「被差別部落の文化」論と批判
終章 本研究の意義と、部落問題研究の課題と知の暴力
著者等紹介
小早川明良[コバヤカワアキラ]
社会理論動態研究所理事、広島部落解放研究所所長。現代被差別部落の研究者である。自らの被差別部落では部落解放運動の活動家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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