内容説明
史上最強の軍事大国がイラクの泥沼に沈む理由。インサイダー編集長・高野孟が9.11後の5年間を徹底総括。
目次
第1章 2001年9月11日 計り知れぬ米同時多発テロの衝撃(「戦争」は泥沼化への道ではないのか;“対米協力”で問われる日本の主体性 ほか)
第2章 2001年10月7日 アフガニスタン空爆開始(アフガンでディレンマに直面する米国;アメリカ人の心のウラにあるもの―無知による罪と罰 ほか)
第3章 2003年3月17日 米英軍のイラク侵攻(あ~あ、とうとう戦争だ!―暴走する超大国の五つの無謀;イラク侵攻を報じるメディアの論調・日米比較 ほか)
第4章 ブッシュは世界の大迷惑(泥沼のイラク情勢と迷走する米戦略;イラクの現実から目を背けて“自由”のお説教? ほか)
終章 イラク以後の世界へ
著者等紹介
高野孟[タカノハジメ]
会員制ニュースレター『インサイダー』編集長。1944年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。通信社勤務などを経て、75年よりジャーナリストとして独立。インターネット・ジャーナリズムの先駆的開拓者。現在、独立系メディアの総合ブログサイト『ざ・こもんず』を手がけている。TV朝日『サンデープロジェクト』、『朝まで生テレビ!』など、テレビ・ラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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