内容説明
カティーは島でひらかれる音楽会がまちきれません。だって、おばあちゃんがステキなドレスをおくってくれたんですもの。それに、こんどの音楽会にはカティーのふたごのおじさんが出演するんです。おじさんたちはスヴェンとシーンといって、世界でも有名な音楽家。ところが、カティーがステージにあがろうとしたとき、こまったことがおきてしまい…カティーのすむストゥレイ島では、人も動物ものんびり仲良くくらしています。やさしいお父さんとちょっとこわいお母さん、元気なおばあちゃんや弟にかこまれて、カティーはいつもしあわせです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
12
スコットランド発。カティーを主人公とする童話作品が別にあるようです。ストゥレイ島の音楽会を巡るあれこれをビビッドに描くお話。人前で歌うことへの緊張と期待、あるいは不安。誰もが楽しみに待つ島のイベントだ。準備万端、自信を持って臨んだのに、わからないのは当日の空気。アクシデントに揺れる大人たちを、逆に励ますかのようなカティーの気風の良さがかっこいい。ともあれ、みごとに音楽会を盛り上げたのだもの、立派です。2018/08/14
2020neko
0
☆☆☆☆★4/学図。季節の本(おんがく)展示11/2~。(がっき-バイオリン、チェロ)(女の子)(婆)(かぞく)2009/10/28