内容説明
本書の中におさめられているのは、著者のおばあちゃんの子ども時代と著者自身の子ども時代をつなぐ、長い年月のクリスマス物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
You
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私の祖母が1923年生まれで著者と同い年である。そう考えると馳せる思いにも五感を伴う。アリータとメイベルおばあちゃんがデパートに行った頃(1930年代かな)、同い年だったうちの祖母はどんな暮らしをしていたんだろう。女学校のテニス姿の写真を見たことがあるから、そこまで貧しい家ではなかったのだろうけど、物々しい空気だったのかな。田舎の子供だからそんなことは感じなかったのかな。もっと色々、面倒がらず、話を聞いておけば良かった。子供だった親や祖父母と、自分も子供になって会ってみたい、そんなことを最近良く思う。2023/12/25




