内容説明
政治記者時代から憧れ続けたシルクロードに、著者が初めて旅立ったのは65歳だった。以来、尺取り虫のようにお遍路の旅を重ね全踏破した時、9年の歳月が流れていた。西域の魅力と熟年旅へのエール。
目次
第1部 憧れの「絹の道」へ旅立ち(西安、出発点に立ちて;なぜ、シルクロードか;番記者の日々に;タクラマカン砂漠一周;私流儀のシルクロード旅)
第2部 シルクロード、取っておきのスポット(謎を秘めた幻の湖イシククル;鬼哭啾々サマルカンドの丘;はるかなる大河シル、アム河への想い;河西回廊から敦煌への道;カフカス山脈を越えてカスピ海へ;悲劇の古代都市ペルセポリス;シルクロードの不思議国トルコと方舟伝説;カラコルム・ハイウエーを行く)
著者等紹介
増山栄太郎[マスヤマエイタロウ]
1930年生まれ。早稲田大学文学部卒業。時事通信社入社後、政治記者として、岸信介、佐藤栄作、田中角栄の番記者を務める。その後、パリ支局長、ニューヨーク総局長などを歴任。政治評論家として健筆を揮うかたわら、シルクロード探訪家としてカルチャーセンター等で講座を担当する
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