風車のある風景―風力発電を見に行こう

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  • サイズ A5判/ページ数 79p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784931178410
  • NDC分類 543.6
  • Cコード C0050

内容説明

21世紀、ますます重要度を増すエネルギー問題。そんな中、風力発電は、クリーンで身近な発電システムとして、注目を集めています。欧米の風力発電先進国には、まだ及ばないものの、日本列島にも、北から南まで個性的な風車が設置され、各地の暮らしに役立っています。小学校や「道の駅」の電力をまかなう風車から、63基の巨大風車が林立するウィンドファームまで、全国の代表的風車を美しいカラー写真で紹介。風の吹く理由や風車の仕組みから風力発電の未来まで、わかりやすく解説。最新の「風力発電所マップ」付。

目次

風車のある風景(稚内公園風力発電施設(北海道稚内市)
苫前グリーンヒルウィンドパーク(北海道苫前町)
えりも小学校風力発電所(北海道えりも町) ほか)
風力エネルギーのみなもとは太陽です
日本に四季がある理由を考えたことがありますか
どのくらいの強さの風が吹くのでしょうか
風車は、どうやって電気を起こすのだろう
風で風車がまわるわけ
風力発電風車のさまざまなタイプ
風の畑、ウィンドファーム
人間は風をどのように利用してきたのだろう
理想の風力発電をめざして
どのような場所に風車を立てるとよいのでしょう
自宅でもできる風力発電
風力発電と環境について考えてみよう
自然エネルギーの利用のこれから

著者等紹介

野村卓史[ノムラタカシ]
1954年東京生まれ。東京大学工学部土木工学科卒業。日本大学理工学部土木工学科教授。専門分野は風工学、計算力学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

20
特急しおさいに乗車して銚子に向かうと、途中の車窓に風車が見えてくる。真っ白で風景と一体化した美しさだが、車窓なのですぐに見えなくなってしまう。本書では風力発電についての解説と、この美しい写真集とも言える。風車を見る機会なんて滅多にないから、初めて見たときは気持ちが爆上がりした。この美しさは意図的であるが、バードアタックしないように配慮された風車もある。オイルショックの後に見直された風力発電、もっと増えてもいいのに。シュッ、シュッという風車の回る音も聴いてみたい。2025/07/20

SAGA

9
風力発電が気になったので図書館で借りてきた。ざっくり知るにはいい本。前半に写真がたくさんあって見応え有り。2011/06/18

さく

1
2002年、まさに私が大学で風力発電の研究室に入ろうとしてた頃に出た本。当時この本に出会っていたら、もっと本腰を入れて勉強していたかもしれない(笑)。ちょうど風力発電の導入が増え始めていて、日本での「自然エネルギー」の可能性が模索されていた頃。「エネルギー」を取り巻く状況が今とは違うけれど、誇大も卑小もない実直な表現に素直に納得できる。「風はなぜ吹くのか?」から始まるわかりやすい解説と、本の半分を占める日本各地の素敵な「風車」の写真。風力発電の入門書にピッタリです。2012/08/11

ひいろ

1
風力発電の基礎知識が分かって良い感じ。景色良さ気だからいつか近場の風車見に行きたいな。2012/10/12

ねむい

1
この本読んだの俺だけか……。あったかくなったら北海道に風車見に行こうと思っているので買いました。2010/11/10

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