内容説明
舌鋒鋭くユダヤ教の矛盾を突き、逆説的反抗者とも言われるイエスを現代にたとえれば、ビートたけしのような男だ。ユダヤ民族は、負けても負けても我がチームを応援し続ける阪神ファンに似ている。日本人が知っているようで、実はよく知らない「聖書世界」の出来事やキリスト教の成立過程を的確な比喩と解説で明快・痛快・爽快に解き明かす画期的書。
目次
序章 旧約聖書の世界
第1章 イエスという男
第2章 イエスとその弟子たち
第3章 天才パウロ登場
第4章 新約聖書の成立
第5章 キリスト教とローマ帝国
著者等紹介
杉山光男[スギヤマミツオ]
1956年、宮城県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒。専攻は原始キリスト教。宗教の歴史的変遷に造詣が深く、編集業の傍ら、歴史ドキュメント、漫画原作など多方面で執筆活動を行う。主な著書に『信長殺しの犯人は秀吉だった!』(徳間ブックス)『小説KAZE―魔雲関ヶ原の巻』(徳間書店)などがある
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感想・レビュー
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