内容説明
生徒募集の看板を出し、長年、頭のよい生徒をまっていた森の仙人のところに、ついに、新人生がやってきました。教養あふれる仙人先生と、熱意あふれるクマ生徒のユーモアとやさしさに満ちた、すてきに楽しい物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
20
お人好しのクマが、仙人に弟子入り。舟こぎ・魚釣り・料理と修行を重ね、クマが悟ったのは…。修行というと苦しい・辛いを想像してしまいますが、仙人とクマのやりとりが軽快で楽しい!なんだか子育てにも通じる感じでした。2021/08/23
mntmt
15
名コンビだなぁ。2020/04/27
魚京童!
13
悟りの道を拓いていく。勝手にやってくれればいいと思う。なんかゲームしすぎて疲れた。アルコールも入ってるし、出れないし。悟りの境地になったみたいだ。そういうわけでもないのだろう。なんか調子乗らないから、もういいや。2020/03/08
花林糖
11
(図書館本)うっかり者でヘマばかりのクマが仙人の生徒になり授業を受けるお話。仙人の心の広さが凄い。クェンティン・ブレイクの挿絵も良かった。2015/09/27
ブラックティー
6
学ぶ熱意は人一倍あるけれど、自分ではそれと気付かぬ内にへまばかりしてしまうクマと、時折頭を抱えながらも教えることをあきらめない仙人。彼らの絶妙にかみ合わないやり取りにはクスリとさせられます。でもこの二人、どんな時も相手を思いやり、互いを尊重しあっているところがとても素敵なのです。ダールの作品でおなじみのブレイクの挿絵もいい味を出しています。2012/03/18