内容説明
季節の移りかわりのなかで営まれる、幼い子どもとお母さんのゆたかな生活をえがいた、はじめて読んできかせるのにふさわしいおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
35
院内の本棚から。こぎつねのコンチ。お母さんとお父さんとの暮らし。自然の中で四季を感じるお話。素直なコンチと優しく見守るお母さん。お歌を歌いながらいろんなものに触れるってすごくいいね。それにしてもお母さんが優しすぎるよ。私だったらもっと口出ししちゃいそうだ。2024/05/10
杏子
16
こんなお母さんと子どもはいいなぁ!やさしくてあったかい、かわいらしいお話でした。2015/03/15
anne@灯れ松明の火
15
隣市書庫で。返却棚にあった紙芝居がこの中の「にわそうじ」を基にしたもので、「読んだ本」に登録した際、童話があることを知った。季節の移り変わりの中での11の短いお話。四季のある日本に生まれて良かったなあと思う。素直で、かわいらしい子ぎつねのコンチと優しく見守るお母さん。親子っていいなあ。ラストのお話で、とっても素敵なことが起こったきつね一家。その後のお話もあったらいいのになあ♪ 「子どもとお母さんのおはなし」というシリーズとして、他に『三つ子のこぶた』『けんた・うさぎ』があるらしい。こちらも読んでみたい。2013/12/15
Yukiko Yosuke
13
刊行は今から30年近く前。きつねはらっぱの近くに住むこぎつねのコンチ。自然豊かな環境で育まれるコンチのちょっとした日々の生活や遊び、季節の移り変わりを優しい、柔らかな筆致で描きます。ぐりとぐらの作者の中川李枝子さん、山脇百合子さんのお二人が描く児童書。2024/06/02
mntmt
13
汚れのない、まっさらな心...2020/05/06