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カネに勝て!―続・土壇場の経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784931062214
  • NDC分類 338.04
  • Cコード C0095

内容説明

青木雄二の最後の警告!「景気が回復した?!甘い、甘い。カネ地獄は、これからが本番や!」「今まで書かなかったことを書いてみたいんや」…死の影を感じた青木雄二が、最期に畏友・宮崎学に託した読者への渾身のメッセージ。一回忌追善出版。

目次

第1章 カネ地獄は、これからが本番や―えらいこっちゃ!近い将来日本はこうなるぞ(近い将来、日本は「士農工商」に似た身分社会になる;日本の景気が本格的に回復することなどない ほか)
第2章 カネの貸し借りの攻防戦・勝利の秘訣―借金ごときで死ぬな。最後は借りた方が強いのだ(「自己破産者100万人、多重債務者1000万人」時代になる;まず最初に、借金の怖さとアホらしさを知っておけ ほか)
第3章 サラリーマンの勝ち残り戦・勝利の秘訣―「雇われ人」意識を捨てろ。「個人商店主の」原点に戻れ(サラリーマンは「個人商店主」に戻れ;リストラなんか、やらせなければいいのだ ほか)
第4章 会社社長の生き残り戦・勝利の秘訣―倒産など恐れるな。「美味しい計画倒産」で再起しろ(今の社長は「計画倒産」するくらいでないと駄目;京都の老舗商人のしたたかさを見習え ほか)

著者等紹介

青木雄二[アオキユウジ]
1945年京都府生まれ。岡山県津山工業高校土木科卒業後、神戸に本社のある鉄道会社に就職。退社後、岡山県の市役所に勤めるが、数カ月で退職、大阪に単身乗り込む。以来、キャバレー、パチンコ屋の店員、寿司屋の職人見習いなど、主に水商売系を中心にして約30種類の職業を経験する。その後、子供の頃から好きだった絵を活かしてデザイン会社を設立。約8年間、デザインの仕事に従事した後、89年に「アフタヌーン」に投稿した『50億円の約束手形』が漫画新人賞に入賞。翌年から「コミックモーニング」に『ナニワ金融道』を連載、若いビジネスマン層を中心に圧倒的人気を博する。同作品で、92年に講談社漫画賞、98年に手塚治虫賞を受賞。03年9月5日、肺がんのため死去

宮崎学[ミヤザキマナブ]
1945年京都府生まれ。京都の高校時代に共産党党員になり、早稲田大学入学後は、共産党系組織のゲバルト隊長として、東大闘争などで派手な武闘を繰り返す。「週刊現代」の記者として活躍して後、家業の解体業を継ぎ、家業の建て直しのために無茶のかぎりを尽くし、企業恐喝容疑などで逮捕・検挙されること数度。家業を倒産させた後上京。バブル期には、バブル地上げの象徴とされた神田の東洋キネマを地上げする。グリコ・森永事件では、犯人の「キツネ目の男」の容疑者として「最重要参考人」扱いされた。その半生を綴った『突破者』(南風社)で衝撃的デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masanori Fujimoto

0
土壇場の力を見せつけられました。 話しにリアルティがあり、非常に分かりやすい解説 京都の商売人の哲学が非常に良かった2013/05/02

minorU

0
この二人は同年で同じ京都生まれなのか。すさまじいリアリティである。こういうおっさんに負けない馬力を今のおっさんたちは持ってるのだろうかなあ。2013/01/27

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