内容説明
発明王エジソンにノーと言ったニコラ・テスラ。大容量交流発送電の父が教える「系統」「電気文明」の原点とは―。
目次
第1章 電力系統とは
第2章 電力の誕生と電力系統の歴史
第3章 日本の電力系統の歴史
第4章 日本の電力系統の特徴
第5章 世界の電力系統事情
第6章 自由化時代の電力系統
著者等紹介
藤森礼一郎[フジモリレイイチロウ]
電気新聞論説委員室主幹
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感想・レビュー
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えちぜんや よーた
18
電力の「発電」・「送電」・「配電」のうち、「送電」に関する、技術的解説書だと思います。エネルギー問題も、流通システムも、ごちゃごちゃになっていたところに、非常に良い本に出会ったと思います。本書を読んで、期待したい技術は2点です。1.NAS電池(大型の電力貯蔵電池)2.スマートグリッド(分権的な負荷追従)本書は2002年に出版されてますので、現在これらの技術がどこまで進んでいるか知りたいです。2012/10/14
ひょくたん
0
仕事で必要な基礎知識を得るために読んだ。電気新聞のコラムをまとめたもの。東京電力の人が答えている。日本と外国の電力系統についてQ&A形式で解説。歴史の解説から入っているのでわかりやすい。2002年の本のためか、電力自由化が本書内でも取り上げられており、それへの対応が求められるという論調。2010/11/03
tiki
0
必要に迫られて読んだ本だが、読みやすい。日本で生活する上での一般知識として知っていても損はない情報が多い。2010/07/28