色彩の磁場―北奥・思いあたる風景

村上 善男【著】

ＮＯＶＡ出版（1988/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 213p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784930914453
• NDC分類 704

内容説明

棟方志功、太宰治、宮沢賢治、万鉄五郎、松本俊介等の作品にひそむ、北奥風景〈色彩の磁場〉を探る。数々の「風景」に、時間を超えて存在し続ける〈懐しい気分〉とは何か。北奥の「思いあたる風景」探査行。

目次

津軽・図像のフォークロア
思いあたる風景　万鉄五郎
色彩の磁場棟方志功
『津軽』の中の夢の風景太宰治
絵図と装景　宮沢賢治
俯瞰と地這う眼　松本竣介
方言の絵画　沢田哲郎
夢二片片　竹久夢二・天江富弥
農具考（農具の貌；漏斗；ゴロ；口籠；猫エジコ；殻物粉砕機　ほか）
美術的散策（神経を逆撫でて浮遊するチューブ；邑へ！；オルガナイザーの死；胡四王山にて；ベン・シャーンの描線；銭湯）