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内容説明
あなたの大切な人は誰ですか?犯罪、事故、いじめ、医療過誤、一気飲ませなどで愛する者のいのちを奪われた家族の言葉。
目次
「愛する者たちへ」
相沢有子(18才・茨城県)
青木悠(16才・滋賀県)
阿部浩次(29才・静岡県)
有賀翼(17才・埼玉県)
安藤裕史(22才・大阪府)
飯島友樹(15才・埼玉県)
猪狩泰生(19才・福島県)
石谷直之(21才・静岡県)
石杜吉範(31才・東京都)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ykmmr (^_^)
138
自分の最愛の『息子』を、理不尽な飲酒運転による事故で亡くした女性が、息子の生きた『証』を表現したい一心で、当人の全く同じ背丈のパネルと生前に履いていた靴を使用するという、正直、『粋』なやり方で始めた展覧会。もう、スタートから20年以上経ち、昨今では池袋事故の遺族も「参加」を始めていると新聞記事などに書いてある感じだが、この本は初期から共に活動している被害者・遺族の話を集めたものである。世の中に知られているものだと、『東名高速飲酒運転事故』や『栃木リ○チ殺人事件』の被害者・遺族の参加がある。2022/06/19
町歩き
3
飲酒運転、いじめ、事件、、で失った命。 あまりにも悲痛な思いが伝わってくる一冊。 その前に、なんとかならなかったのだろうか、、と感じる。2018/07/27
mimm
3
表紙のたくさんの笑顔の写真。この人たちはほぼ、命を奪われた人々。それも理不尽に。 交通事故が多く、殺人、その他の被害者と続く。死人に口なしのごとく加害者は嘘を重ね、罪をなすりつけようとして保身に走り、結局被害者は更に傷つけられてしまう。 12年前の本なので、現状は少しくらい好転していることを祈りつつ、次は隣に置いてあった死刑関連の本を読もうと思います。加害者でありながら、なぜか被害者のごとく声を上げる方々の本を、次は。2017/05/07