感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいへー
2
SFというより空想科学冒険浪漫と呼ぶ方がピッタリ。時は太平洋戦争の記憶が残る昭和31年。北極探検中に消息を絶った飛行機「白瀬」の機体が伊豆に流れ着く。北極へ向かったはずの「白瀬」になぜジャングルを飛行した痕跡があるのか? 謎の古地図と古代の伝承が示す知られざる土地の存在が浮上。秘密を守らんとする奇怪な者たちが帝都で暗躍し始め、地球の覇権を手に入れんとする組織もまた動きだす。怪奇と謎に満ちたひたすら面白い秘境冒険マンガ。作者の想像力のなんと自由なことか! 胸おどる驚天動地の物語をぜひ楽しんでほしい。2020/06/15
Machina Sapiens @人工無能
1
バローズの「地底探検」等、戦前に流行った所謂冒険小説の、正当後継と言える作品。ガキのころ、冒険小説とかヒロイックファンタジーとか、好きだったんですわ。2016/08/24
早騎
0
そして持ってる分を再読(笑)。はたして私は無事に下巻を入手することができるのか!?2014/08/23
Lighthouse Keeper
0
山田画伯が若かりし日に手がけた長編冒険活劇漫画。再版されるとの記事をネットで見て、書庫から引っ張り出して再読。ストーリーに粗はあるけれど、二十数年前のこの時点ですでに完成の域にある画伯の美しい絵を三百ページ超にわたって堪能できる、まずそこに価値がある。♯3002014/07/29