内容説明
明治時代に欧米から輸入された主要39車種を取り上げ、黎明期の日本自動車史を振り返る。
目次
1 自動社の出現から第五回内国勧業博覧会まで(工業先進国「フランス」を代表―パナール・ルバソール;在米邦人が献納、日本で組み立て―皇太子ご成婚献上車;初めて販売目的で輸入された自動車―ナイアガラ;新橋~横浜間を59分が走破―オリエント ほか)
2 バス、トラック、商用車、軍用車輸入時代(3輪車からバスまで輸入―ノックス;12人乗り大型車で乗合営業開始―シカゴ・モーター・ヴィークルズ;三井家も購入した蒸気自動車―ホワイト;有栖川宮殿下の初代オーナーカー―ダラック ほか)
3 米英伊仏独車群雄割拠時代(大御所も購入したベストセラー―ハンバー;製薬会社で販売開始―フォードT型;世界で認められた信頼性―ド・ディオン・ブートン;高級ハイヤーにも使用された―ルノー ほか)