出版社内容情報
「人間とは一体何であるか。」古来より人間は繰り返し自らに問い続けてきた。
本書は、愛と死と人間観をめぐる古今東西の思索の跡を訪ねて、危機の時代に
おける正しいヒューマニズムへの帰還を訴える。
目次
第1部 愛をめぐる考察(古代思想における愛―プラトンのエロス論;中世思想における愛;近世思想における愛)
第2部 死をめぐる考察(古代ギリシアにおける生と死の思想;死の宗教的観念;死の臨床と倫理の問題)
第3部 現代における人間の在り方(人間観の展開;人間と労働―K.マルクスの立場をふまえて;実存思想の人間観)
終論 平和の哲学
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- 恐竜物語 - 動物画集