出版社内容情報
プロテスタント的キリスト教思想家としてのジョン・ロックを、彼の思索者と
しての成長過程を追いながら浮き彫りにし、同時に政治思想家としてのロック
の歴史的位置を彼以前の三大思想家との対質を通して明らかにする。新資料も
駆使した、ロック研究最先端の書。
目次
視角を求めて
第1章 ロック的思考の施律
第2章 ロックの政治的思索原理の形成と発展
第3章 ロックの思考の政治論的結実
第4章 ロックとアウグスティヌス
第5章 ロックとアリストテレス
第6章 ロックとトマス・アクィナス
補論 ジョン・ロック研究の展望