目次
1章 運命は、これから、いくらでも変えていける―「幸せな私」になる原因と結果の法則
2章 幸せのタネをまかなければ、幸せにはなれませんよ―幸せのタネと不幸せのタネ、どこが違うの?
3章 皆から好かれる人もなく、皆から嫌われる人もない―自分に素直になれば、自分らしく生きられる
4章 無駄な苦労は一つもない。人によって早く咲くか、遅く咲くかの違いがあるだけ―あせらず、あわてず、花開くまで
5章 「誰も自分のことを分かってくれない」と、皆、苦しんでいる―相手の話を親身に聞くと、喜ばれる
6章 周りの人を思いやり、親切にすれば、必ず、自分も大事にされる―自分のことばかり考えていると、独りぼっちになる
7章 あなたには、たくさんの、小さな優しさや思いやりが届けられている―支えられていることを知れば、感謝の心がわいてくる
著者等紹介
岡本一志[オカモトカズシ]
昭和51年、愛媛県生まれ。東京大学理学部数学科中退。全国各地で年間120回以上の勉強会・講演会を開催する仏教講師。さまざまな悩み事の相談に乗り、家庭や職場での人間関係から恋愛、勉強のしかたまで、仏教に基づき、明るくアドバイスしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
161
タネをまく。その一歩を踏み出せばきっと花は咲く。葉を広げ風になびき、今を生きている。前向きに捉える心の習慣の積み重ねが、明日の姿を変えていく。強引に芽生えても長続きしない。焦らずに確実にその時を待つ。自分に素直になれたなら見失っていた自分らしさを思い出せる。進もう。見える景色を変えるために。…情けは人のためならず。あなたの優しい眼差しがきっと誰かに伝わり、その温もりに季節も移ろう。心の隙間にタネをまくと、巡りめぐって幸せが結ばれる。安らぎと微笑みが花畑に降り注ぎ、悲しみや切なさは穏やかな風に流されていく。2022/07/03
パフちゃん@かのん変更
72
仏教の教えだそうです。優しい言葉で書かれているので分かりやすくていい。どれも、確かにその通りだと納得できるお話です。人にしてあげたことは忘れないけれど、してもらったことは忘れがち。35:1の感覚だそうです。人は誰も自分ひとりで大きくなったわけではなく、親や周りの人達、友達、そして今の家族とも助け合って生きている。自分がしてあげていることばかり言うんじゃなくて、どんなに回りに助けられているかよく考え感謝しなければならない。2015/09/01
ぱんにゃー
29
良いタネを「コツコツ」まき続けようと思います。そして、「あせらず」花が咲くのを楽しみにしたいと思います。ありがとうございます。2013/03/08
ちょこちん
22
★★★★☆ 必ずいつか再読してしまう本です。2016/07/26
かいてぃ〜
20
「まかぬタネは絶対に生えないが、まいたタネは必ず生える」だから、「幸せになりたければ、幸せのタネまきをしなさい」これは、忘れたくないことばだな…。やはり思いやりのタネをまかなければなりませんね。また、覚えておきたいのは「無財の七施」。お金がなくても出来る7つの親切という意味で、優しい眼差し、優しい笑顔、優しい言葉《褒めること》、感謝の言葉、身体を使っての奉仕、譲り合いの心、労をねぎらうこと、それらを心に留めておきたいです。仏教的な視線で易しく書いてあります。2017/01/26