内容説明
歴史上のエピソードと、2,000通の応募作品から選んだ体験談で、親子の絆をつづります。
目次
プロローグ 親のこころ・陽だまりの山道(死の淵に立つ母の手が伸び、付き添って寝る私の掛け布団を力なく引き上げてくれた;「お母さんだって熱があるのに…」 ほか)
1部 親のこころ・豊穣なる海(水戸黄門の誕生祝い―誕生日は、最も粗末な食事でいい。この日こそ、母を最も苦しめた日だからだ;良弁杉の由来―大ワシにさらわれた子供を、母は、三十年間捜し続けた ほか)
2部 親のこころ・キラキラと川は流れ(いちばんかわいい…;母は最後に… ほか)
エピローグ 親のこころ・虹の渡る湖(六十億の母あれど)
著者等紹介
木村耕一[キムラコウイチ]
昭和34年、富山県生まれ。富山大学人文学部中退。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
もも
9
私が親になった時、私の両親がかけてくれたような愛情をかける事ができるだろうかと疑問に思うほど、私は両親、先祖に愛されていることに気付きました。涙が止まりません。2016/10/25
みんと
8
始めっから、涙腺緩みっぱなしだった。 時代を問わず、国を問わず、親が子を思う気持ちは変わらないのである。 やはり、ここに登場する子どもたちと同じで、自分も親になってみてわかったことがある。 親が元気なうちに、気づくことができて幸せだと思う。 子どもからのありがとうという気持ちが伝わってくるだけで、親はどれほど嬉しいことか。 自分もこれから伝えていきたいと思う。2012/04/17
れもん
4
様々な年代の人々から寄せられた体験談と、歴史上の人物のエピソードで綴る親の想い。子が生まれた瞬間からそれが当然のことであるが如く愛情を注ぐ「親」という存在。大きすぎる・・・。2011/12/11
Luisa
3
泣けた。 やっぱり親子の愛って本当に深い。 毎度泣ける。2017/06/02
月華
3
図書館 読んでいて泣けてきそうでした。親の愛情の偉大さを感じました。2011/10/01




