内容説明
22歳で日本を出奔して40数年…、オランダを生涯の地と決めて生きる。母国語で生まれる俳句は、ときに激しく、こころに鳴り続ける黒鉄の風鈴。朝日俳壇賞受賞・朝日歌壇賞受賞。
目次
第1章 過ぎし日のうた(子らと共に;日本人学校補習校の子らと ほか)
第2章 風鈴白夜(青春の日々;望郷 ほか)
第3章 旅日記(南仏にて;バリ島にて ほか)
第4章 水平線のこちらで(婚礼の塔;春夏 ほか)
著者等紹介
モーレンカンプふゆこ[モーレンカンプフユコ]
本名、富田冬子。1943年(昭和18年)東京に生まれる。岐阜県に疎開、愛知県一宮市に育つ。1966年、愛知県立大学英文科卒業。単身渡米、アイオワ大学創作科に学ぶ。ニューヨーク国連本部に勤務。1970年、オランダに渡る。結婚、2児を育てる。1984年、朝日歌壇に投稿を始める。1985年、朝日歌壇賞受賞。1992年、朝日俳壇賞受賞。アムステルダム日本人学校補習校に23年勤務。ハーレムビジネススクール、トローペン異文化研究所語学学校などで日本語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 海を見たかったかかし