目次
第1部 都市空間の科学(空間としての都市;都市空間を分析する;都市計画を科学する;都市を計画する・計画を実現する;都市の災害危険を診断する―地震災害を事例に ほか)
第2部 都市社会の科学(社会としての都市;都市社会のとらえ方;都市における生活と健康;東京都の平均寿命は経年的にみて延びていない;東京都特別区別死亡率では地域較差がみられる;健康づくりを支援する環境整備と住民参画;地方制度の創出と地方自治:原型・改革・定着;分権改革と自治の再生:ヴィジョン・現状・課題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いまにえる
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都市についてデータ分析から経済学から様々な視点から分析した本。様々なアプローチを知れて面白かったし、難しすぎることもなかった。障害者・高齢者以外の移動制約者の割合が障害者・高齢者の割合より高いというのは意外であったし、実は見てすぐ分からないが移動が困難で電車やバスを使えない人が多くいるんだなと感じた。だからこそユニバーサルデザインは求められる。都市とは関係があまりないが、行政が市民の健康に介入することでかえって市民の健康を害している可能性があるという指摘もあり興味深かった。2018/03/26