内容説明
編著者は、GSS方式を参考に、東京独自の社会調査データの蓄積を目的とする東京版総合社会調査を企画した。調査は2000年9月に実施された。本書は、この調査に回答を寄せていただいた987人の方から得られた情報をもとにデータファイルを作成し、それをさまざまな角度から分析した結果をまとめたものである。
目次
第1章 定住都市・東京の形成と変容―郊外化と再都市化へ
第2章 東京における社会移動―東京出身者と地方出身者の地位達成過程
第3章 都市への定住とネットワークづくり
第4章 ネットワークと職業的地位達成―関係的資源の保有と利用
第5章 非通念的な結婚観とネットワーク―非婚化・少子化の現在
第6章 定住意志を決めるもの―ネットワークのなかの定住と移住
第7章 都市的生活とメンタルヘルス―ストレスが多いのは都心、それとも郊外?
第8章 地域で活躍する女性たち―教育文化運動から福祉・ボランティア活動へ
第9章 外国人と暮らす―外国人に対する地域社会の寛容度
付録 東京版総合社会調査の概要
著者等紹介
松本康[マツモトヤスシ]
東京都立大学大学院都市科学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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