内容説明
大正十三年、当時二十七歳。気鋭の安岡正篤青年が、海軍大学校において「武士道哲学新論」を講じた。聴講者は中尉から少佐に及ぶ海軍将校。監事は山本五十六中佐(後の連合艦隊司令長官)であった。本書はその講義録である。
目次
第1講 序論
第2講 鎌倉時代の精神的復活
第3講 禅の武士的精神
第4講 道元の禅風
第5講 宮本武蔵の剣道と心法
第6講 山鹿素行の士道論
第7講 副島種臣と中庸の哲学
第8講 結論
著者等紹介
安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年(1898)、大阪市生まれ。大阪府立四条畷中学、第一高等学校を経て、大正11年、東京帝国大学法学部政治学科卒業。東洋政治哲学・人物学を専攻。大正11年に東洋思想研究所、昭和6年に日本農士学校を創立、東洋思想の研究と人物の育成に尽瘁。昭和24年に師友会を設立、政財界指導層の啓発・教化に努める。昭和58年12月逝去
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感想・レビュー
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