内容説明
フクシマの声を聞く―。言葉で目覚め、言葉に目覚める。言葉で記録し、言葉を捧げる。言葉の橋を架けるために。現代詩人による、あの日からの軌跡。
目次
1 和合亮一講演会全記録「わたしを生きる、あなたを生きる。」(講演;フォーラム)
2 地震と私たち(「声」と「怒り」―講演会を振り返って、二つのことを;身体の行方、詩の行方―和合亮一の震災後の詩作について)
3 神戸の記憶(かなしみへの向き合い方)
4 原発と私たち(日本における原子力発電所と地域社会;福島第一で起こったこと、そして「原発ゼロ」への取り組みのいま)