内容説明
もう一度、女として愛されたい…夫にも誰にもわかってもらえない多くの女たちの心の叫びを、自ら数奇な人生を生きてきた著者が、赤裸々に綴った渾身の書き下ろし。
目次
第１部 私は誰のために生きているのか（私はこのまま老いていくのだろうか；倖せだった過去はどこに ほか）
第２部 女はいつも求められていたい（つかのまの恋に感じる倖せ；私って、まだ女だったんだ ほか）
第３部 失うものと、支えるものと（結婚以来、いつも私は脇役だった；もう君を愛せない ほか）
第４部 私に愛を教えてくれた人たち（倖せになりたい、と祈った少女時代；一家離散、伯父の家へ ほか）
著者等紹介
上条さなえ［カミジョウサナエ］
児童文学作家。１９５０年東京都生まれ、東京経済大学卒。私生児として生を受け、知人の家を転々とするなど苦難の少女時代を送る。その後、教員生活を経て作家となり３０数冊の児童書を出版。いくつかの青少年教育関係の委員を務める傍ら、全国各地の講演活動を通じてさまざまな女性と交流を深める。本書はそうした体験の中から生まれた、初の大人向け書き下ろしの書である。また、新聞・雑誌の連載の他、ＮＨＫ「ラジオ深夜便」に４夜連続で出演し、その生きかたが大きな反響を呼んだ。著書に「さんまマーチ」（国土社）「コロッケ天使」（学研）等多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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