内容説明
あなたはなぜ周りに負けてしまうのか。本当の自分らしさとは何なのか。心豊かに生きた縄文人と、組織にしばられる現代人を「心の感度」という視点で捉えた注目の書。
目次
序章 “心の感度”がその人の生き方を変える(心の感度とは何なのか;心の感度の高い人の悩み ほか)
1章 心が通じる人と通じない人(心の感度の違いが互いの無理解を生む;親の愛だけでは子どもは育たない ほか)
2章 なぜこの社会は生きにくいのか(なぜ違和感を感じるのか;価値観が違う二つの社会 ほか)
3章 人は違っているから価値がある(日本にもあったS型文明;みんな違っていていい時代 ほか)
4章 縄文人は癒しの達人だった(人は組織を作るとストレスを感じる;人の心を癒す四つの方法 ほか)
5章 本当に必要な人を見つけなさい(弥生人の親は縄文人の子どもを理解できない;弥生人は社会で活躍している人が多い ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
人づきあいというのは簡単にうまくいくものではない。しかし、うまくいかないことが必ずしも悪いことというわけでもない。上手く行かないと悩むということは、それだけ感受性が強いということでもある。余り自分を卑下すること無く自分の状況をしっかりと受け入れればそれで物事はうまく回るだろう。2015/12/21
Humbaba
2
誰かと違っているというのはなんだか恐怖を覚えることかもしれない。しかし、なんとなく、漠然とした恐怖によって本当に自分のやるべき、そしてやりたいことをやらないというのは非常にもったいないことである。人と違っていても、例えそれが自分にとってあったものであれば堂々としていれば良い。2013/06/04
Humbaba
1
相手の心を丁寧に察することができる。それは優しさにはなるかもしれないが、それによって幸福になれるかどうかはまた別の問題である。感情を大切にすることとルールを守ることはあまり愛称がよくない。その衝突を避けるためには社会はむしろ発展しない方がよい。ただし、そのような形で社会が維持できるのは構成員がみな同じ考え方を持っている場合であり、それとは異なる価値観を持った人が多くなれば衝突するようになる。2025/10/17
tk
0
いい本。2011/07/23
tk
0
心の感度が高い/低い、縄文人的/弥生人的文明。2011/05/11




