内容説明
小学4年生の周平くんにナイスキャッチされた「わたし」は、せともの屋さんのショーウィンドーでお客さんをまねきます。そして、真夜中の散歩で出会ったのは…。お日さまがシンボルマークの「にこにこ商店街」が“奇蹟のごりやく”で活気づきます。おもしろくて心うきたつ物語。
著者等紹介
木暮正夫[コグレマサオ]
1939年群馬県前橋市に生まれる。1962年『ドブネズミ色の街』(理論社)を出版し作家デビュー。『また七ぎつね自転車にのる』(小峰書店)で赤い鳥文学賞、『街かどの夏休み』(旺文社)で日本児童文学者協会賞受賞。日本児童文学者協会会長。東京都東久留米市在住
こぐれけんじろう[コグレケンジロウ]
1966年、東京都に生まれる。NYアート・スチューデント・リーグで絵画を学ぶ。児童書を中心にイラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
50
木暮さん 3冊めですが いやぁ面白かったです❣ 今までの中で1番かも? 児童書ですが深イイお話でした。温泉旅館から蕎麦屋さん、そして「ふみさん」の手に渡る訳です が商売繁盛して年月の経った後『阪神・淡路大震災』で命を落としてしまう悲しい出来事も・・・。あわや「産廃処分場」へ捨てに向かわれる最中 危機一髪で周平君の元へ・・・。元の持ち主が人の保証人になった為 夜逃げしたり お父さんが救急車で運ばれたりー。様々な事が起こるけど とても心が暖まるお話でした。木暮さん これからも読んで行きたいです。2017/07/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
自分記録用 『あなたもブックトーク 第7章 わたしの特選ブックトーク テーマ きっかけは』氷石を読んで。『あらしのよるに』→『フクロウはだれの名を呼ぶ』→『両手ばんざいのまねきねこ』→『世界を変えた科学者 ニュートン』→『ぼくだってアインシュタイン1 月とリンゴの法則』→『シャボン玉は生きている』→『氷石』→『1000の風1000のチェロ』 2020/04/08
千尋
5
にこにこ商店街を舞台に100年少し前に作られ「つくもがみ」となった両手まねきねこが商店街の人々に幸せを招く物語**縁起物をテーマにした作品は懐かしみやあたたかみがあり、わりと好きです(^-^)**2011/08/15
しげ
2
いろんな人の手に渡りながら、とうとう「つくも神」になった両手まねきのまねきねこが、たくさんのピンチを一気に解決していくお話。まねきねこの視点から書かれています。大阪の人情商店街が舞台となっており、その雰囲気を味わうことができて楽しかったです。しっかりものの男の子「周平」は、まえだまえだの前田旺志郎くんのイメージで読みました。2012/07/11
Sept
0
つくもがみ。期待していなかったのに、すごく面白いわけではないけれど、ほっとして好き。2021/07/05
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