内容説明
これまでの終身雇用制が崩れ、社員が企業に忠誠を誓うといった時代ではない。企業と個人が選び、選ばれるといった現在、企業が勝ち組みとして生き残る方法の一つとして、優秀な人材を育てる、あるいは集めるための魅力的な教育環境が注目されている。なかでも、ネットワークを活用した遠隔教育（ｅ‐ラーニング）の発展が目覚ましい。本書では、その概要やメリット、問題点についてわかりやすく解説する。
目次
第１章 企業におけるｅ‐ラーニングの重要性（企業競争力の源泉は「ヒト」；企業の教育形態を考える；ｅ‐ラーニング登場の背景；ｅ‐ラーニング導入の４つのメリット）
第２章 ｅ‐ラーニング活用事例（ｅ‐ラーニングを活発に活用している海外企業事例；ｅ‐ラーニングを目的に応じて有効に利用している国内企業事例）
第３章 ｅ‐ラーニング導入で高まる企業力（ｅ‐ラーニング市場を取り巻く企業群；ｅ‐ラーニング提供の形；ｅ‐ラーニングで大きな効果を生むポイント；ｅ‐ラーニングと密接な関係にあるＩＴ）
第４章 ｅ‐ラーニング発展の形（人材育成とｅ‐ラーニング；ｅ‐ラーニングはナレッジマネジメントシステムへと発展する；ｅ‐ラーニング発展の課題と展望）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
73
これが書かれた当時は、e-ラーニングは比較的画期的な研修手段だったのだと思います。最近パソコンばかりではなく、タブレットやスマホでもできるようになっています。様々なコンテンツを売る企業もかなり出てきています。今ですとマイナンバーがらみのe-ラーニングがはやりではないかと思われます。確かにこれによって時間の使い方は進んだのだと思います。2015/12/28
