内容説明
ＣＴＩ（コンピュータテレフォニーインテグレーション）は、コンピュータ（情報処理）と通信（コミュニケーション）を融合させる技術である。ＣＴＩの技術を利用すると、企業のカスタマセンターやコールセンターを戦略的に運用し、効果的な顧客応対が実現できる。本書では顧客との接点で重要な役割を果たすＣＴＩの仕組みから、導入効果までをわかりやすく解説。
目次
第１章 ＣＴＩとは何か（ＣＴＩとは；ＣＴＩはＣＲＭの枠組みの中にある；ＣＴＩとＳＦＡ；ＣＴＩがビジネスプロセスの速度をアップする ほか）
第２章 ＣＴＩ活用事例（ＣＴＩを利用した海外の成功事例；日本の現状）
第３章 二極分化が進むＣＴＩマーケット（昨今のＣＴＩマーケット；コンピュータメーカーが積極的にＣＴＩ製品を提供）
第４章 ＣＴＩからＣＲＭへ（ＣＴＩの応用範囲；ＣＴＩを利用したコールセンターでの動きがビジネスを変える；ＣＴＩの課題；通信インフラの整備でさらなる発展を遂げるＣＴＩ）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
76
CTIとはコンピュータテレフォニーインテグレーションという言葉通り、情報処理とコミュニケーションを融合させる技術でそれこそ今は当然のこととされていますが、書かれた当時は概念としてはかなりあったものの、今ほど実用化ということは考えられていませんでした。最近はそれこそCRMやオムニチャネルで顧客へのすばやい対応が求められているので、かなり進歩していると思われます。むかしの事例など若干は参考になるものがあります。2015/12/17
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