すべては、消費者のために。―P&Gのマーケティングで学んだこと。

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すべては、消費者のために。―P&Gのマーケティングで学んだこと。

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784925112772
  • NDC分類 675
  • Cコード C0033

内容説明

「なぜ、ウィスパーに羽根がはえたのか。」そこには、ブランドを育て、成功に導くP&Gの戦略があった。P&Gで、日本人としてそれも女性ではじめてのヴァイスプレジデントになった和田浩子のNo1ブランドをつくるマーケティング理論がここにある。

目次

第1章 すべてはP&Gで学んだことから始まった。
第2章 ブランドは永遠に存在する=P&G流ブランドマネジメント。
第3章 ゼロからのブランド作り。
第4章 失敗から学ぶ戦略=ヘアケア製品のマルチブランド展開。
第5章 ブランドのV字回復=パンパース。
第6章 消費者に新しい認識を植え付ける=新しい市場を築いたファブリーズ。
第7章 組織再生&新規参入の正攻法。
第8章 ブランド人の育成。
第9章 マネジャーになったら。

著者等紹介

和田浩子[ワダヒロコ]
大分県生まれ。大阪外国語大学英語学科卒業。在学中イギリス留学。1977年、P&Gサンホーム社(現P&Gファー・イースト社)入社。女性として初めてのマネジメントキャリアとしてマーケティング部に配属。生理用品ウィスパーを日本市場でトップブランドに育てる。さらに新規事業のヘアケアブランドの立ち上げを手がけ、P&Gファー・イースト社の業績を伸ばす。その後日本人で初めて米プロクター・アンド・ギャンブル社のヴァイス・プレジデント(米国本社副社長)に就任。2001年からは英国の掃除機メーカーダイソン日本支社の代表取締役社長に就任し、その後、日本トイザらス代表取締役社長兼最高業務執行責任者(COO)などを歴任。2004年10月には、米経済誌「フォーチュン」誌上にて、アメリカを除く世界で一番パワフルなビジネスウーマン50傑に選ばれる。現在Office WaDa代表。マーケティング、マネジメント分野のコンサルタントとして活躍中。ブランディング、経営指導を手がける。マーケティングの豊富な経験を元にマネジメントの視点も加味したセミナー/講演なども提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nizimasu

2
多分、悪い本ではないのだろうけどUSJの仕掛人森岡さんの本を読んだ後で同じP&G出身ということで読んでみるとこの中身の薄いこと。いわゆる具体的なデータの開示がないばかりかどこか自分の成功譚に終始しているのが残念。今のビジネス書では難しいかな2016/11/29

かおるどん

1
具体的な事例は参考になるが、どういうやり方でそれを導き出したかが書かれていないのが残念(消費者調査、スコア評価、ポジショニング調査など)2020/03/18

tsubaki

0
P&Gの選考を受けるにあたってお勉強として. この会社のすごいと思うところは,いろんな本や社員の話している内容,内定者の話にまで一貫性が感じられるところ. 以前に読んだ本で学んだことと共通の話も多く理解しやすかった. 具体的には,人材育成のシステムや考え方が日本企業とは一線を画している.見事にシステム化されており,優秀な人材が育つのも納得2014/10/13

Yukiko Yosuke

0
和田さん本人が、自分の立て直したブランドを中心にP&Gの本質を描く本書。彼女に責任を持たせて大きな仕事をさせ、育てようとするP&Gの思いと、それに(結果として)応える彼女の凄さに圧倒される。彼女が第一線で活躍していた時、P&Gでも女性で活躍している人はまだ少なかった。P&Gのトップマネジメントは、これからP&Gが進もうとしている方向においては女性の活躍が必須であり、彼女のような存在がいることが、全社的にプラスになると考えたのではないだろうか。厳しさの中に優しさを感じる企業。ホントに面白い。2014/04/14

Yukiko Yosuke

0
何度も倒れかけているブランドを立て直す著者のすごさ。なかなかできることではない。しかし、彼女が伝えようとすることは特別なことではない。「消費者がボス」。P&Gの基本に忠実であることを最も優先する。テストマーケットでのフィードバックを重視し、例えばウィスパーの強みは何か、消費者は実は何を求めているのか。一見見落としがちなことも、事実としてまずは受け入れてみることで見えてくるだろう。 自分の常識に囚われず、新たな視点で消費者のニーズを感じ取ることが重要である。2014/04/10

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