内容説明
高知県を流れる清流仁淀川、その下流にある自然豊かな、人情にあつい村のお話です。今日もおじいちゃんは、杖でこつこつ足もとをたしかめながら、急な山道を上っていきます。目の見えないおじいちゃんが、たったひとり、山で杉を育てています。明治、大正、昭和、平成と懸命に生き抜いたおじいちゃんの生涯が語られています。
著者等紹介
おおたけけいこ[オオタケケイコ]
1937年、高知県生まれ。東京都武蔵野市在住。木村治美エッセイストグループ会員。モンゴルの子どもたちに絵本を贈る「むさしのビーンズクラブ」代表。アジアを考え行動する「むさしのスカーレット・アジアお話の会」で仲間と一緒にアジアの本を訳し、子どもたちに読み聞かせをする活動を行なっている。ジャンビーン・ダシドンドク作モンゴル創作民話『みどりの馬』(てらいんく)翻訳。「むさしのビーンズクラブ」でモンゴル語版も作り、モンゴルの移動図書館に贈呈。モンゴル子供権利センターよりゴールドメダルを授与される
稲田善樹[イナダヨシキ]
1939年、中国・旧満州生まれ。稲城市在住。サラリーマン生活を送った後、’97年、モンゴルに7カ月間の自転車旅行に出る。その後9回ほどモンゴルを旅する。’99年、「モンゴル紀行」、’01年、「農する人と風景」、’03年、「戦禍の後に(旧ユーゴスラビア)」。’05年、「戦後60年―消せない記憶」などの個展を新宿紀伊國屋で開催。ジャンビーン・ダシドンドク作モンゴル創作民話『みどりの馬』(てらいんく)装挿画。2004年5月モンゴル子供権利センターより「モンゴルの子どもたちの教育に貢献」したと、ゴールドメダルを授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 消化器外科総論 〈下巻〉