出版社内容情報
《目次》
序文
第1章 人工心肺
1.21世紀の人工心肺に求められるものは何か？
2.低侵襲心臓手術を支援する人工心肺
3.完全閉鎖式人工心肺―人工心肺の貯血レベルの自動制御システム―
第2章 補助循環
1.補助循環の課題と展望
2.IABPの最先端
3.PCPS、ECMOシステムの最先端
4.小型軸流式補助循環ポンプImpella
第3章 無拍動流補助人工心臓
1.世界の開発動向
2.軸流型左室補助人工心臓（Jarvik2000・Flowmaker、Micromed DeBakey VAD、HeartMate、Incor）の臨床成績
3.DuraHeart左心補助人工心臓
4.植込み型遠心ポンプ EVAHEART
5.Baylor-Miwatec両心バイパス補助人工心臓（NEDO遠心ポンプ）
第4章 拍動流補助人工心臓
1.NovacorとHeartMateの臨床成績
2.LVASによる重症心不全治療
3.国立循環器病センター型空気圧駆動式補助人工心臓の最近の改良点と今後の展望
第5章 全置換型人工心臓
1.AbioCor TAH、CardioWestの臨床成績
2.国循式全置換型人工心臓の開発
3.東京医科歯科大学式全置換型人工心臓の開発研究
4.波動型完全人工心臓の開発
第6章 心不全に対する再生医療
1.心不全に対する再生医療の展望
2.心筋の再生医療
3.重症冠動脈疾患に対する血管再生治療
第7章 人工心臓弁
1.異種生体弁について
2.ホモグラフト
3.心臓弁の再生
第8章 人工血管と再生医療
1.人工血管開発の課題と展望
2.再生人工血管
3.臨床サイドからみた人工血管の課題
4.ステントグラフトの最先端
5.高機能人工血管
第9章 血管再生のための幹細胞生物学
1.血管発生のメカニズム―Cellular and molecular mechanisms of vascular development―
2.血管新生と血管発生
3.血管再生のメカニズム
4.血管再生治療―現状と未来
第10章 ペースメーカー・植込み型除細動器
1.ペースメーカーの進歩
2.植込み型除細動器（ICD）
3.両心室ペーシングによる心不全治療
第11章 呼吸器系
1.人工肺の進歩―理想の人工肺へのブレークスルーを求めて―
2.液体呼吸の進歩
3.人工気管
第12章 泌尿器系
1.バイオ人工腎臓の開発
2.透析液排液モニタリングを利用したナビゲーション透析
3.内部濾過促進型血液透析
第13章 消化器系
1.人工肝臓
2.人工膵島
3.バイオ人工膵臓
4.浸透圧バルブを用いたインスリン補充デバイス
第14章 運動器系
1.人工骨による骨の組織工学と再生医療
2.人工軟骨・靭帯
3.人工関節
4.骨の再生医療
5.軟骨の再生医療
第15章 皮膚
1.人工皮膚
2.皮膚の再生医療
第16章 感覚器・人工赤血球
1.人工神経
2.眼内レンズ
3.角膜の再生医療
4.酸素輸液（人工赤血球）の臨床応用
第17章 人工臓器を支える要素技術
1.生体を超える人工臓器制御
2.ナノマイクロテクノロジー
3.新しい生体／人工臓器インターフェイスとしてのナノ無機・有機複合材料
4.生体適合化コーティング
第18章 再生医療の基盤技術
1.3次元担体を用いた組織工学
2.細胞シートを用いた組織工学
3.脱細胞化技術
4.微細加工技術
第19章 人工臓器・再生医療の臨床応用に向けた環境整備
1.特許取得
技術資料編
企業資料編
