目次
第1編 競争性と品質の確保、談合問題・情報に対応できる制度の設計と運用(改正独占禁止法、品質確保法と公共入札制度改革;「兵庫県」明石市における入札制度改革―第1回入札改革フォーラム(入札契約制度改革推進自治体会議)開催に至った背景
「三重県」松阪市における入札制度改革の取組み―条件付き一般競争入札と電子入札システムの導入、合併後の制度設計と運用
長野県における入札制度改革の取組み―総合評価落札方式の導入と成果、今後の取組み
談合事件における住民訴訟と官製談合防止法
公益通報者保護法の施行に伴う談合情報への対応―受付窓口の設置と談合情報への対処方法
パネル討論 公共入札改革の制度設計と制度運用上の対応策―総合評価方式の運用課題、談合情報・訴訟、議会への処方箋)
第2編 神奈川県・横須賀市 第3ステップの入札制度の革新―入札制度・システムの設計思想と成果(横須賀市における第3ステップ「競争と品質の両立」を目指した入札制度―入札制度改革は談合防止から競争性・透明性・公平性へ、そして三方一両得の制度へ;横須賀市における電子入札システムの考え方と運用手法―誰もが使える工事・物権・委託入札システムの設計と運用の実際)
著者等紹介
鈴木満[スズキミツル]
桐蔭横浜大学法科大学院教授・弁護士。1942年岐阜県生まれ。1965年農林省入省、66年公正取引委員会に出向。以後、独占禁止法、景品表示法、下請法の運用に携わり、94年首席審判官で退官。1996年から桐蔭横浜大学法学部教授(経済法担当)。2004年から桐蔭横浜大学法科大学院教授(経済法担当)。2002年から長野県公共工事入札等適正化委員会委員長(2004年まで)。2002年から横須賀市入札監視委員会委員長。2004年から立川市入札等監視委員会委員長。2005年弁護士登録(横浜・村瀬統一法律事務所所属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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