出版社内容情報
《内容》 本書は発現有害事象と医薬品との因果関係判定に必要な基本的情報と検査,その成績の解釈・判断のための考え方,判定の結論および記載法など,医薬品使用の現場で日常必要とするすべての情報を一冊にまとめたものである.薬事法が改正され,医薬品の安全性確保対策の充実が求められている今,全医療関係者,とくに医薬品関連企業の安全性情報担当者,医薬情報担当者(MR)の方々に有用な書となっている.
本書には関連用語,行政の諸規則のみならず,医薬品と副作用の因果関係判定の実例および医薬品使用中におこりうる35種の重大な副作用について,医薬品名を含め,症状,徴候,病態,対策などを各領域の専門家が解説している.
《目次》
第1章 医薬品と副作用 第2章 薬物アレルギー 第3章 医薬品によるアレルギー反応の客観的指標-とくにDLSTの実情とその有用性-
第4章 重大な副作用35疾患の臨床像・病態と対処法