内容説明
世界第二位を誇った日本経済は、なぜ破綻したのか。21世紀の幕明けの今こそ人間疎外の古典的経済大論から抜け出し、新世紀に相応しい生身の人間中心の経済論の構築が不可欠だ。著者は、こうした時代の要請に答え、他国との比較の上に立ち、安易なリストラを許さぬ、労働者による労働者のための血の通った救済論を提起する。
目次
1 世界と日本
2 不況脱出、経済自立への道
3 日本と対照的なヨーロッパの労働運動
4 激動、崩壊、右翼台頭か、蘇生か―ポスト小泉と政界再編
5 戦争は人類史最大の犯罪
著者等紹介
城森満[キモリミツル]
1932年8月29日、東京都墨田区に生まれる。1945年3月10日、東京大空襲まで墨田区に在住(当人は学童疎開)。1956年3月、早稲田大学法学部卒業。その後、会社勤め等を経て1997年、退職。1998年、ニュージーランド首都ウエリントン、オンズロウカレッジにて日本語ボランティア教師を勤める。現在日本ニュージーランド学会員。横浜市青葉国際ラウンジにて、ボランティア
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