内容説明
黒い土、広漠たるプレーリー、まっすぐに立つとうもろこし、そして―人間らしい生を求める祈りと歌の数々。『ワインズバーグ・オハイオ』の作者Ｓ・アンダーソンの知られざる処女詩集。
目次
トウモロコシ畑
シカゴ
工業国アメリカの歌
無口なセドリックの歌
夜明けの歌
勇気の起源の歌
反乱
ある子守歌
セオドアの歌
マンハッタン〔ほか〕
著者等紹介
白岩英樹［シライワヒデキ］
１９７６年（昭和５１年）福島県郡山市生まれ。早稲田大学卒業後、ＡＰ通信社東京支局に勤務。現在、大阪芸術大学大学院博士課程に在学中
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感想・レビュー
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吟遊
10
最初の詩集。『ワインズバーグ・オハイオ』で知られるアンダーソン。若き日の、二十世紀の工業化された西部における、トウモロコシ畑を愛する叫びが、世界へ、そして工場と畑のうちへ、混交して当てられる。どこか突き抜ける風のよう。2019/12/25
